紡織服装業投資の三大変化

固定資産投資は投資の増加速度が大幅に反落し、紡績機業界の増加速度が最も際立っており、西部地区の投資の増加速度が引き続き加速している。

国家統計局の最新データによると、7月の中国紡織業界の500万元以上の固定資産投資は13.14%の伸びを維持したが、前年同期比13.15ポイント低下し、同期の全国都市固定資産投資の伸び率も約14ポイント低下した。

中国紡織工業協会がこのほど発表した報告によると、2008年1月から7月にかけて、中国の規模以上の紡績企業が生産した大部分の品目紡績製品の生産量の伸びは前年同期に比べて著しく落ち込んでいる。

「紡績業界全体の発展状況が比較的厳しい影響を受け、一部の生産企業は技術更新、設備改造などに力を入れておらず、紡績機の市場需要は弱さを見せている」

中国紡織経済情報ネット業界のアナリスト、劉欣氏は言う。

東部沿海地区はずっと中国の重要な紡績省ですが、ここ数年来、産業区域の構造調整が持続的に推進され、総合要素のコスト上昇圧力が絶えず増大するなどの要素の影響を受けて、東部紡織企業の投資の活発さは明らかに不足しています。

中西部地区の投資増速も業界全体の投資不振の影響を受けて前年同期に比べて減少したが、全業界の投資総額に占める割合は引き続き増加している。

「紡績業界が中西部に移行する傾向がさらに顕著になり、中国紡績業界の地域構造調整のペースがますます深まっている」

劉欣は言った。